認知症サポーター養成講座

「最近、同居している父の様子がおかしい」
「お隣さん、もしかして…」
そんな声を、えんでばよこごしでもよく耳にします。

そこで今回、新潟市の「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
講師は、こうなんファミリークリニックの阿部さんと、鍼灸院オフィス陽昇の佐藤さんです。

参加してくださったのは、福祉施設や療法士の方々、そして常連さんたち。
人生の先輩である常連さんたちは、とてもパワフルでお喋りもお上手。私たちも圧倒されつつ(笑)、貴重な経験談を伺うことができました。
講師の先生からも「認知症の方への対応が素晴らしい」とお褒めの言葉をいただいていましたよ。
人との接し方やコミュニケーションは、私たちもぜひ見習いたいと思いました。

講座を通して分かったのは、「認知症とは何か」を理解することも大切ですが、それ以上に当事者の気持ちに寄り添うことが大事だということ。
「わたしにも、まだできることがある。できることを奪わないで!」――これは当事者の切実な思いだそうです。
家族が認知症だった経験のある私自身、改めて自分の接し方や考え方を振り返らされました。

また、講師の先生から紹介された本『社会的処方』に、代表の美幸さんも強く関心を寄せていました。
副題は「孤立という病を地域のつながりで治す方法」。
人とのご縁を第一に考えるえんでばよこごしとしても、大いに共感できる内容です。
これからも「お互いさま」の精神で、地域の交流拠点として活動を続けていきたいと思います。

講師の先生方、ご参加くださった皆さま、
本当にありがとうございました。